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大勢の少年が一度は経験する野球。サッカー、テニス、ゴルフ、バスケットボールなどのたくさんのスポーツのなかでも少年スポーツの王道といってもよいでしょう。今回の「習い事入門」は、「足立リトルリーグ」(東京・足立区)と、「蒲田コンドルズ」(東京・大田区)の2チームを取材して、ますますその思いを深くしました。
「足立リトルリーグ」は硬式野球チーム、「蒲田コンドルズ」は軟式野球チームという違いはありますが、どちらもお父さんたちが手弁当で、つまりまったくのボランティアで子どもたちに教えているという点は変わりありません。
前編でご紹介する「足立リトルリーグ」マイナーチーム(小学1年生から4年生)の河内山直樹監督も、後編の「蒲田コンドルズ」の矢吹光生総監督も、自分の息子を送り迎えしていたのがきっかけで、教えるようになったそうです。
河内山さんは、チームに息子がいる現役のお父さん。矢吹さんは息子がとっくに卒業した今でも、子どもたちの面倒を見ています。どちらのチームも若手から年配までのお父さんたちが、良い雰囲気で指導していました。
「どこ見てるんだ」
「しっかり取れよ」
外野でしゃくりあげながら、ボールを受けようと走る子に、監督のゲキが飛びます。小柄な少年です。小学2年生か3年生でしょうか。泣きながらも懸命ですが、監督は追い打ちをかけます。
「泣いてたらボール見えないだろう」
「足立リトルリーグ」の練習風景。空は抜けるような青空。
荒川の河川敷に設けられたグラウンドには、9月だというのに真夏のような激しい太陽が照りつけています。監督も球を追いかける少年も日焼けしています。
監督が球を打っても、ひるんでポトリとボールを落してしまう涙目のその少年。
見守る監督。
でも監督はやっぱり優しかった。
少年が取りやすい角度の柔らかい球速のボールを一球飛ばしました。
やったー。
少年の頬が紅潮します。とうとうしっかりボールを受け止められたのです。
「やればできるじゃないかよ。しっかりやれよう」
監督の言葉にコクンとうなずく少年。心温まる光景でした。
「はじめの数カ月は泣くこともありますよ。でもそのうち泣かなくなりますからと、お母さん方には言っています」
さきほど監督が説明してくれた言葉がよみがえりました。
男の子って、こんなふうに厳しく、でも救いの手も差し伸べられながら成長していくのだなと胸が熱くなりました。
一陣のさわやかな風が吹いたような気がしました。
少年野球では軟式野球が一般的です。中学校まで軟式というのが学校でも一般的のようです。ルールは同じですが、ボールの硬さが違うので、自ずと緊張します。
小学生から硬式という親は「本格的に野球をやらせたい」と思っているのでしょう。
河内山さんも「葛飾区から来て入れました。早く硬式のボールに慣れさせたかったですね」と話していました。
リトルリーグは少年野球のなかでは厳しく、入るのが難しいとされていましたが、最近は少子化の影響もあって、希望者は誰でも入れるようです。
練習は、キャッチボール、トス、フォーメーション、バッティングなどボールを使って行います。小さい子は野球のルールを知らないことも多いので、ボールになじませながら、楽しんでできるよう工夫しているそうです。
「足立リトルリーグ」の事務局長の小野秋雄さんは野球をとおして、こんなことを学んでほしいと考えています。
「野球はチームプレーが大切です。相手の痛みがわかる子にしたい。野球にエラーはつきものですから、エラーした子を励ますようになってほしいのです。協調性は育てています。それにはまず礼儀。挨拶に始まり挨拶で終わります」
そしてこう話してくれました。
「野球を好きになってほしいですね。だから友情を大切にして、のびのびやらせています」
こういう配慮もあって中学生まで続ける子が8割もいるそうです。
【足立リトルシニアリーグ協会】 | |||
【シニアリーグ】 | |||
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【リトルリーグ】 | |||
監督 | : | 服部 | |
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